廣島安芸津マルイチ商店 | 明治30年創業　安芸津・広島・瀬戸内の地域食材の素材を活かした牡蠣専門店

1897年広島県
安芸津町にて創業

マルイチ商店は、初代当主柏迫花吉が明治30年(1897年)に広島県安芸津町にて創業いたしました。地元の安芸津の三津湾で獲れた海産物の卸売を商いとし、屋号を花吉の幼名であった「市助(いちすけ)」から、「丸市魚問屋(まるいちうおどんや)」と名付けたことが、現在の「マルイチ商店」に由来しております。長年、安芸津町の三津湾にて網元として、瀬戸内海で獲れた魚介類を販売することを生業とし、現在では牡蠣専門店として地元広島産牡蠣の品質にこだわり、広島県の名産である牡蠣を中心とした商品を取り扱っております。

安芸国(広島)の良い津
(港)=「安芸津」

安芸津町は、広島県の沿岸部のほぼ中央に位置し、瀬戸内海に面した小さな港町です。瀬戸内の穏やかな気候と風土に恵れており、特産品として、牡蠣などの魚介類、まる赤じゃがいも、日本酒、びわ、またみかん、レモンなどの柑橘類があります。古くから天然の良港であった安芸津は、奈良時代には海上交通の要衝として栄え、「安芸国の良い津(港)」と呼ばれたことが、現在の町名「安芸津」につながっています。また、安芸津は「広島杜氏のふるさと」、「吟醸酒発祥の地」として知られる歴史ある酒どころであり、また万葉集に安芸津を詠んだ歌が2首も納められている、風光明媚な万葉の里です。

より魅力ある商品づくり
＝より豊かな地域づくり

現在、創業から120余年経ちますが、弊社は長年、この地域の食材に支えられ、ここまで商いを永く続けさせて頂いております。これまでの歴史の内に蓄積されたノウハウを活かし、安芸津・広島・瀬戸内の地域食材の素材を活かした商品作りに徹し、より魅力ある商品づくりを持続的に行うことで、地域に根差し、より豊かな地域づくりに貢献することを目指し、事業をおこなっております。